かつて日本の政治と文化の中心として栄えた古都。鶴岡八幡宮や鎌倉大仏をはじめとする歴史的建造物が点在し、禅寺や古道が今も人々を惹きつける。海と山に囲まれ、四季折々の美しい風景に抱かれつつ、歴史・自然・文化が調和。伝統とモダンが共存する国内外から愛される街。
鎌倉市 総務部 財政課
ふるさと寄付金担当 岩田 航 様
馬場 純輝 様
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/
1. まず初めに、お二人のお仕事についてお聞かせください
<岩田様>
鎌倉市のふるさと寄付金担当として、ふるさと納税受入れにかかる業務を担当しています。鎌倉市の魅力を伝えるシティプロモーションも兼務しており、鎌倉ファン獲得のための業務も推進しています。
2. ADAV導入前には、プロモーション面でどのような課題を抱えていたのでしょうか?
<岩田様>
鎌倉というと、東京から1時間前後で遊びに行ける日帰り観光地というイメージですが、よくも悪くも名前が目立つという中でふるさと納税という面では、「どんな返礼品があるのか?」の前に、そもそも鎌倉市がふるさと納税をやっているということをご存じない方も多く、その認知を広げていくことが課題でした。 実際、鎌倉市に寄付いただいてる方々のデータを見ると約70% の方が東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏の方なので、近県から鎌倉に遊びに来たことがある方を中心に寄付をいただいている状況が続いています。
<馬場様>
鎌倉のふるさと納税は、皆さんご存知の豊島屋の鳩サブレー、小川軒のレーズンウィッチ、メーカーズシャツ鎌倉などの他、実は七里ヶ浜にあるリストランテ アマルフィなど多くの名店での食事や、鶴岡八幡宮での和装写真撮影など様々な返礼品をご用意しています。そういった鎌倉の良いモノ・コトを近県はもちろん、全国の皆さんに効率的に知っていただく手段を探していました。
3. ADAV導入の決め手は何でしょうか?
<岩田様>
どうしたら鎌倉市のふるさと納税を効率的に多くの方に知っていただくか?ということに悩んでいました。鎌倉は都心から約45分程度で訪れることができるので、まずは鉄道広告の導入を考えましたが、それだけでは近県の皆さん以外の認知を作ることは叶いません。また、返礼品の中で特に人気があるのが前述した鎌倉シャツなのですが、ビジネスパーソンに向けた告知も課題の一つでした。
そんななか、ANAのふるさと納税でご一緒しているANAあきんど(*)さんから羽田空港を使った告知としてADAVをご提案をいただきました。 (*) 地域創生ビジネスを展開するANAグループの地域支社
<馬場様>
岩田さんは実際、羽田空港までADAVを見に行きましたよね?
<岩田様>
ANAあきんどさんから、「ADAVを見に行きませんか?広告なので、どういう環境で広告が放映されて、どんな方が見ているのか、どんな瞬間に見られるのか、一次情報を掴んでみてください」と背中を押され、羽田空港の第2ターミナルまで足を運びました。
現地で旅客の動きを実際に見て、フライトまでの待ち時間や、館内の移動中に12台のADAVから繰り返し情報を得ていることを実感しました。 国内の基幹空港である羽田を通じて、これなら鎌倉市の魅力を全国の皆さんに届けられると考え、導入を決定しました。
4. ADAVを実際に使ってみていかがですか?
<岩田様>
今回は初回ということで、限られた期間の掲載ではありましたが、数万人以上の方の目に触れることができました。また、既存の交通広告と違って、AI(画像認識)を用いて視認者数もしっかり把握できて満足しています。 自治体の職員としては、費用対効果を対外的に説明しなければいけませんので、定量的な効果が出てくるADAVを利用して良かったなと思います。 報告書作成の業務効率化という面を含め、総合的にも満足しています。
<馬場様>
私としては、ただ広告を掲載するだけではなく、クリエイティブについてもANAさんから非常に多角的な視点でアドバイスをいただけたことが印象的でした。どんな写真を使えば良いか、見る人の状況から逆算し15秒の中で伝えるにはどれくらいの情報量が適切かなど、プロフェッショナル目線で様々なご提案をいただき心強く、様々な良い気付きをいただきました。
記事のなかで触れた肌触りの良いメーカーズシャツ鎌倉のYシャツ。実際のクリエイティブ内にも表示され、多くの空港利用者の注目を集めた。
5. 最後に、今後ADAVでやりたいことについてお聞かせいただけますか?
<岩田様>
引き続き、全国の皆さんに鎌倉市と、鎌倉市のふるさと納税を知っていただくための取組を続けていきたいと考えています。
羽田空港への現地視察で知りましたが、空港にはたくさんのイベントスペースがあるそうなので、ANAさんと協力しながら空港を活用し、全国の皆さんとコミュニケーションを図る機会を作っていきたいと考えています。ADAVを使った認知拡大との相乗効果と併せ、空港を行き交う皆さんと鎌倉市のご縁を紡いでいけたらと思います。
本日は貴重なお話ありがとうございました!
「Airport Dynamic Ad Vision(エアポートダイナミックアドビジョン)」は、国内で初めて空港間のデジタルサイネージをネットワーク化し、広告の一斉配信を可能にした次世代広告配信サービスです。動画や静止画の素材ひとつで、全国12空港61台のデジタルサイネージへの一斉配信が可能に。
内蔵カメラとAI(画像認識技術)を用いることで通行人数、視認人数、視認率、視認時間のレポーティングはもちろん、年齢と性別で視聴者を分析。交通広告ながら実測による効果計測が可能。空港利用者ならではの高所得なビジネスエリートや経営者層、観光・レジャーに関心の高い富裕層や訪日外国人への効果的なアプローチを実現します。
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