
ADAVのレポート内容とは?
空港間デジタルサイネージネットワーク
Airport Dynamic Ad Vision(ADAV)の概要おさらい
Airport Dynamic Ad Vision、(以下ADAV)は、国内12空港に61台設置された縦型のデジタルサイネージです。
他の交通広告と同様、アッパーファネルである「認知」「興味関心」を大量に創造することに貢献いたしますが、
決定的な差としては内蔵されたカメラとAI(画像認識技術)により、通行者数・視認者数を実測でトラッキングできる点です。
本記事では、トラッキングの仕組みや、どのようなデータが取得できるかを解説いたします。
トラッキングの仕組み、取得可能な情報
ADAVには、パナソニックグループのPDC(ピー・ディー・シー)社製のデジタルサイネージ用カメラが内蔵されています。
カメラとAI(画像認識技術)により、有効範囲5m以内の通行者を瞬時にデータ化し、以下の情報を測定します。
・ 通行者数
・ 視認者(※視認の定義=筐体上部に設置されたカメラに向かって顔の角度を1秒以上向けた方)
・ 視認時間
・ 性別
・ 年齢
容姿など個人を特定できる情報の取得および保持は行わず、あくまでデモグラフィック情報だけをクラウド上で記録しています。

安心・安全な運用体制
ADAVでは、空港利用者のプライバシーに配慮し、安心・安全な運用を徹底しています。
① 「センシングサイネージガイドライン」準拠
各種センサー利用における生活者のプライバシー保護を目的として一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが定めたガイドライン「センシングサイネージガイドライン」に沿って運用しています。

② データ利用目的の明示
取得した情報は、「サイネージ視聴の有無」と「性別・年齢による推定属性」の2点に限定し、広告の効果分析目的にのみ利用しています。
これらの内容は、筐体に掲示した案内文にて明示しています。

レポートイメージ
ADAVでは、取得した情報を集約・分析し、次の内容を広告主様へのレポートとして提供しています。
① 掲載の様子(※実機写真)
② 広告表示回数
③ 広告表示時の通行者数
④ 広告表示時の視認者数および視認率(男女別の割合含む)
⑤ 広告表示時の一人あたりの平均視認時間
⑥ 広告表示期間中における全体(他広告)との比較
⑦ 定性評価(傾向分析、クリエイティブ評価)
⑧ ネクストアクションのご提示



※レポートイメージ
以上のように、これまで交通広告では計測不能と言われてきた、定量的なデータを提供をさせていただきます。
加えて、クリエイティブのABテストを行うことも可能なので、注目を集めやすいクリエイティブを把握いただけます。
さらには他所で交通広告を展開している場合、視認率の高いクリエイティブを転用することで交通広告の全体最適ができるという副次効果も得られます。
「経営者、ビジネスマン、訪日外国人に知ってもらいたい」
「日本各地を行き交うできるだけ多くの人に、サービス・商品・自社のことを知ってもらいたい」
「経営陣から、展開中の交通広告の効果を聞かれて困っている」
「どのクリエイティブが最も見られているのか把握したい」
ADAVはこのようなお悩みを解決いたします。今回の記事は以上です。
今後も皆様のマーケティング活動にとってお役に立つ情報提供して参りますのでご期待ください。
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